プロダクション・マネジメント

 生産管理の役割は、生産の良い流れを設計し、維持し、改善することにある。本講義では、「流れづくり」という観点から、(1)生産管理の全体像を描くとともに、(2)流れを分析するためのツールの習得、(3)流れを改善するための考え方や方法論について学習する。
 具体的には、トヨタ生産方式を源流とするリーン生産方式の考え方に基づき、品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)の維持・改善とともに、生産の柔軟性(Flexibility)の向上をいかに図っていくかを学んでいく。また、生産の流れを分析する手法として、バリュー・ストリーム・マッピング(VSM、トヨタでは「モノと情報の流れ図」として知られる)を紹介し、VSMを用いた生産改善について学ぶ。
 さらに、今後の生産管理の在り方を考えるために、日本のものづくりが拠って立つ前提条件である生産組織や労務管理の特徴、情報技術の影響についてもとりあげ考察していく。

目代 武史 /