自動車用鉄鋼材料学

自動車の燃費向上と排出ガス削減には,車体重量の軽減が必須で,そのためには,自動車用材料の60%を占める鉄鋼薄鋼板の高強度化が有効である。また,高強度化することにより,耐衝突安全性も格段に向上し,事故による死亡災害を回避できる。一方,鋼板の強度を上げることにより,プレス成形性は損なわれ,これらの特性の両立は材料研究における大きな課題となっている。塑性加工学を考慮した最新の鉄鋼材料学を講義し,材料開発の基礎力を高める。