感性哲学

錯覚(イリュージョン)という切り口から、感性学(感性哲学)の歴史と現在を考察します。古代から現代に至るまでの哲学史・科学史において錯覚がどのように扱われてきたかを、幾つかの古典的錯覚の事例を取り上げて検討します。またその際、共通感覚論とモリノー問題を個別に主題化します。その上で、ゲシュタルト理論から今日に至るまでの知覚心理学の諸理論や知見を、錯覚という観点から整理・概観します。

村上 龍 /