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2010.08.09
小石原焼COCCIOプロジェクト・2つの東京展

8月26日から9月5日まで、東京都港区六本木地区の2つの会場で、小石原焼COCCIOプロジェクトを紹介する展覧会を開催します。

福岡県朝倉郡東峰村(旧小石原村)の小石原焼は、350年の歴史を持つ、国指定の伝統工芸品です。ディレクターの城谷耕生、小石原焼の3人の陶工、そして九州大学大学院芸術工学研究院の池田美奈子研究室が、現代における伝統工芸のあり方を探る共同研究グループCOCCIOを立ち上げ、「小石原焼COCCIOプロジェクト」をスタートさせたのは2007年。池田研究室は主にリサーチを、城谷耕生はディレクションとデザインを、そして陶工たちは陶器制作を手掛け、それぞれの専門分野を担当しながらも常に意見を交わしつつ共同作業を続けてきました。この2年間余りにわたるコラボレーションの成果をご紹介するのが今回の2つの東京展です。今回の展覧会は、2010年2月に福岡市内のギャラリーで発表し、注目された「轆轤とノート」福岡展をベースにさらに視野を広げ、地域におけるモノづくりと村づくり、工芸と農業の新たな関係を考え、「道具をつくること」と「食べ物をつくること」という人間にとって根本的な2つの行為を広義のデザインを通して見直します。

芸術工学東京サイトで開催する「轆轤とノート」東京展では、小石原焼COCCIOプロジェクトの全体像をご紹介し、アクシスギャラリー主催の「金の卵」展における展示では、展覧会の趣旨であるデザイン教育のあり方を探る視点から、COCCIOプロジェクトのハイライトを発表します。また、関連イベントとして、9月2日に開催されるトークでは、ローマ在住の演出家でデザイン関連の著作も多い多木陽介氏をモデレーターに迎え、COCCIOプロジェクトのディレクションを務めるデザイナーの城谷耕生氏、小石原焼窯元の熊谷裕介氏、九州大学の池田美奈子の4者で、このプロジェクトの意味を語り合います。



○轆轤とノート展
ー九州大学と小石原焼陶工との共同プロジェクトー

会 期:2010年8月26日(木)~9月5日(日) 11:00~18:30
会 場:九州大学・芸術工学東京サイト
    東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F デザインハブ内
入場料:無料


○関連トークイベント(アクシスギャラリー主催)

日 時:9月2日(木)13:00〜18:00
会 場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
*プログラムの詳細は、下記リンクをご覧ください。


○金の卵展(アクシスギャラリー主催)

会 期:2010年8月26日(木)~9月5日(日) 11:00~20:00(最終日は17:00まで)
会 場:アクシスギャラリー
    東京都港区六本木5-17-1
入場料:無料






リサーチ:九州大学大学院芸術工学研究院・池田研究室
陶器制作:COCCIO(カネハ窯、早川窯、ヤマイチ窯)
ディレクション:城谷耕生
主催:九州大学池田美奈子研究室

【お問合せ】九州大学大学院芸術工学研究院 池田研究室
      ikeda@design.kyushu-u.ac.jp

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