各コース紹介

感性コミュニケーションコース

概要

急速なデジタルテクノロジーの進展によってもたらされた多様で簡便なコミュニケーションが我々を取り巻く人間関係や自我の領域に影響を及ぼしています。教育や医療、地域コミュニティなど、さまざまな現場に従事する人々が感性に着目することでコミュニケーション力や共感力を高め、また自らの感性を育むなかで、現代の「心」の問題を解決する糸口が見いだせるかもしれません。感性コミュニケーションコースでは、多様なユーザーを支援し、感性を育む快適で安心できる居場所やコミュニティ、製品、サービスの創造、また芸術的な社会活動において活躍できる人材、感性を基盤としたコミュニケーション力、共感力のある人材を育成します。

入学想定人材

多様なユーザーを支援し、感性を育む快適で安心できる居場所とコミュニティ、製品、サービスや知的財産を創造することに関心のある、好奇心旺盛で問題意識と社会的使命感の強い人材。

コース専門科目

生涯発達心理学 / 異文化間コミュニケーション論 / 感性表現論 / 実践子ども学 / 現代子ども文化論 / 小児家族看護学 / チャイルド・ライフ・スペシャリスト論 / 小児・家族コミュニケーション演習 / ファシリテーション演習 / 実践形成型フィールドワーク演習 / 創造的ディスカッション演習 /

担当専任教員

氏名 拠点 所属区分 所属
教授 當眞 千賀子 伊都 専任 人間環境学 研究院
教授 三島 美佐子 箱崎 専任 総合研究博物館

主な修士研究のテーマ

  • 幅広い年齢層で構成された地縁集団がもつ地域的養育機能
    ~対馬市曲地区「曲郷土芸能保存会」の実践を通して
  • 子どもの食を通した学びは外食場面でどのように営まれているか
  • NICUにおけるよりよいコミュニケーションをめざして
    ~家族と医療者結ぶコミュニケーションツールの提案
  • 医療的ケアが必要な重い病気や障がいのある人やその家族が心豊かに暮らすために
  • End of Life期にある子どもと家族に寄り添う支援の研究
  • 病気や障がいを抱える子どもとその家族のトータルケアにおけるMSWの役割について
  • 民族技芸の維持・継承における観光産業の役割に関する研究
  • 感性を導き出すグラフィック「インパーフェクトデザイン」の実践
  • 茶の湯の音と「一座建立」
  • 大名小学校の閉校をめぐる地域での実践と考察
  • 保育所の分園設置から見えてくるもの〜分園の可能性を社会福祉法人の視点から探る
  • ミュージアムにおける歴史分野学習支援の課題 〜利用者層に着目して

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