概要
社会が求める価値はものの機能・信頼性・価格といった客観要素から、人の心地・感覚・感動といった感性的・主観的なものに移行しつつあります。感性価値クリエーションコースでは、これまでの技術起点に基づく製品・商品・サービス開発のありようを、人の感性に基づく心の充足・感動・共感といった価値創造へと転換し、産業や地域社会、生活を革新し、新しい価値領域を拓ける人材を育成します。
入学想定人材
これまでの技術起点の商品・サービス開発のありようを、人の感性を基にした新たな価値創造へと転換し、経済や社会、生活を革新していこうという問題意識と使命感を持つ人材。
コース専門科目
次世代感性産業論 / ブランド価値創成論 / 情報価値編集論 / 関係のデザイン論 / 景観価値形成論 / 自然環境価値形成論 / 地域文化デザイン論 / クオリティカルテ価値評価論 / プロジェクトマネジメント論 / 感性価値認知論 / ユーザー参加型デザイン論 / 感性価値抽出論 / 感性マーケティング論 /
担当専任教員
職 | 氏名 | 拠点 | 所属区分 | 所属 |
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教授 | 平井 康之 | 大橋 | 専任 | 芸術工学 研究院 |
教授 | 田村 良一 | 大橋 | 専任 | 芸術工学 研究院 |
准教授 | 池田 美奈子 | 大橋 | 専任 | 芸術工学 研究院 |
准教授 | 曽我部 春香 | 大橋 | 専任 | 芸術工学 研究院 |
主な修士研究のテーマ
- 繁華街における体感治安について
- 駅前広場モニュメントと駅利用者との関係に関する研究
- 住民主体によるシビックエコノミーを企画・展開するためのしくみ提案
〜福岡県宗像市日の里地区をモデルケースとして - 子どもの食物アレルギー誤食の発生リスク要因の可視化
- 時間概念を変える時計の開発に向けての一考察
- モードの構造〜作り手の視点からのモードの再構築と実践
- 身体表現を拡張する電子楽器の製作
- 雑誌「POPEYE」の定番特集にみる編集メカニズムに関する研究
- ウェブサイトを活用した神社の広報に関する一考察
〜氏子および崇敬者との関係づくりに着目して - コミュニケーションにおける絵文字の「らしさ」 要素に関する研究
- ネット・口コミから見た中国人の購買行動
〜感情がネット・口コミの説得効果に与える影響 - 中小企業におけるインナー・ブランド・コミュニケーション活用による企業ブランド強化に関する研究