修士課程
本専攻の科目は、専攻共通科目およびコース専門科目に分類されます。
専攻共通科目のうち、特別研究(1)、特別研究(2)は教員の指導のもと、自ら研究計画を立てて実施する研究で必修です。
専攻共通科目のうち、ユーザー感性学基礎科目は、ユーザー感性学についての俯瞰的視野を身につけるもので、感性科学概論、感性コミュニケーション概論、感性価値クリエーション概論から2科目以上を選択し履修します。専攻共通科目として、PTL(プロジェクトチーム演習)およびインターンシップを設定します。前者は、実社会の問題の解決にチームで取り組み、知識を知恵に変換し、生の喜びと社会の満足を協力して創造してくことのできる人材の育成を図るものです。インターンシップは、企業などで現場の体験を積み、実践知を得るものです。
また、ユーザー感性学を修得するうえで芸術系科目を履修することが重要な場合があります。このため、柔軟な対応を期するとともに、総合大学の利点をいかして、芸術工学府で開講されている多様な芸術系科目の履修を推奨することがあります。
科目履修方法
平成24年度以降の入学者
以下に挙げる単位を含む36単位以上を修得すること。
- 「学府共通科目」について「統合新領域最先端セミナー」を含む1科目1単位以上
- 「特別研究」2科目6単位
- 「ユーザー感性学基礎」2科目4単位
- 「PTL・インターンシップ」2科目4単位
- 自らが履修するコースの「コース専門科目」5科目10単位
- 下記に掲げる科目について11単位以上(ただし、2及び3の授業科目で課程修了の要件となる単位に含めることができるのは、6単位までとする。)
- ユーザー感性学専攻の授業科目(ただし、上記2から5までの単位として修得した単位 を除く。)
- 本学府他専攻の授業科目
- 他学府の授業科目(大学院基幹教育科目を含む。)
博士後期課程
以下に挙げる単位を含む12単位以上を修得すること。
ユーザー感性学特別研究 1科目12単位
なお、本専攻は、学生個々人の特性に照らして修学させることを基本方針としているため、学年学期毎に習得すべき単位の条件は設けない。
ただし、専門領域の特化に関わる補完が必要な者については、専門領域毎に開設される特論と上級PTL演習を受講することが望ましい。
- 「感性科学特論」1科目2単位
- 「感性コミュニケーション特論」1科目2単位
- 「感性価値クリエーション特論」1科目2単位
- 「上級PTL演習A」1科目2単位
- 「上級PTL演習B」1科目2単位
- 「上級PTL演習C」1科目2単位