育成する人材像
ユーザー感性スタディーズ専攻では、人間の持つ感性(感じるという能力や経験)を探求するとともに、感性を活用しながら、異分野が連携して社会課題を解決し、個人と社会の満足(ウェルビーイング)を創造するための実践的な教育を導入することで、俯瞰的な視点を持ち、「感性」を軸に越境・統合できる修士および博士人材を育成します。
アドミッションポリシー
修士課程入学には、下記の資質と問題意識を持つ人材を求めています。
・専攻の専門にかかわる諸問題を学際的に解決し社会に成果を還元したいという意欲を有していること
・社会において先導的役割を果たしたいという意欲を有していること
・柔軟な発想力、基本的なコミュニケーション能力、幅広い教養を有していること
・社会人にあっては、企業や地域社会での経験、問題意識を大学において理論的に進化・体系化させたいという意欲を有していること
博士課程入学には、上記に加え次の態度・資質を持つ人材を積極的に受け入れます。
• 研究において収集した知見をまとめて論理的な文章にすることができること
• 発信の際に求められる語学力を有していること
• 研究テーマの追求に強い意欲を持ち、自律的に研究活動を推進することができること
進路
本専攻の修士課程修了生は、次のような分野で活躍することが期待されます。
- 感性を基に新たなビジネス展開や商品開発などを行おうとする民間企業の企画部門、開発部門、研究部門の社員
- 行政組織や社会において感性に配慮したサービスを行う公務員やNPO職員
- 感性や心に関係する新しい研究を開拓する研究機関の研究者
- ユーザーと感性に関する提言を行うコンサルタント、コミュニケーター、ジャーナリスト
本専攻の博士後期課程修了生は、次のような分野で活躍することが期待されます。
- 企業での感性評価技術の開発及び製品評価の研究開発者
- 企業のマーケティング調査及び製品企画に関わる企画研究者
- 医療、福祉、教育現場などの情報サービスの調査・企画研究者
- 大学や公的研究機関の教育または研究者
主な就職先
現在、ユーザー感性スタディーズ専攻には卒業生がいません。前身のユーザー感性学専攻の卒業生は下記のような企業等に就職実績があります。
- イオンリテール株式会社
- 株式会社JALスカイ九州
- 株式会社トヨタ車体研究所
- 富士通株式会社
- ソフトバンク株式会社
- 株式会社電通東日本
- 株式会社ニトリ
- ヤフー株式会社
- ダイキン工業株式会社
- 九州電力株式会社
- 株式会社琉球銀行
- 株式会社肥後銀行
- 国立大学法人九州大学
- 博報堂プロダクツ
- 株式会社東海理化電機製作所
- 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
- 野村総合研究所
- 東京エレクトロン九州
- 富士ゼロックス株式会社
- 凸版印刷株式会社
- YKKAP株式会社
- 茨城県庁
- 子どもNPOセンター福岡
- ルネサスエレクトロニクス株式会社
- 国立研究法人 産業総合技術研究所
- マツダ株式会社
- 楽天株式会社
- 東京建物株式会社
- 花王株式会社
- 株式会社 資生堂
- 金丸保育園
- 株式会社 レベルファイブ
- 福岡市役所
- 日産自動車
- 日立製作所
- 熊本大学医学部附属病院
- 株式会社メディアンスデザイン
- パナソニック株式会社 ほか