ライブラリーサイエンス専攻では、この度、レコードマネジメントについてのシンポジウムを企画、開催いたします。
 グローバル化の進行と情報環境の急速な発展は、社会と組織のあり方に大きな変容をもたらしつつありますが、なかでも組織の文書記録管理の重要性に対する認識が高まっています。事実、公行政、民間企業を問わず、適切なレコードマネジメントは、組織の有効な経営戦略のみならず、ステークホルダーや市民に対するコンプライアンス、情報公開にとっても不可欠です。
 今回のシンポジウムでは、我が国の公行政、ならびに民間のレコードマネジメントの双方の領域において、最先端のご経験をお持ちの方々をお招きして、講演とパネルディスカッションを開催いたします。
 レコードマネジメントの意義を再確認するとともに、これを社会のさまざまな場で担う専門職人材のキャリア形成について意見交換し、我が国最初の本格的なレコードマネジメント専門人材養成大学院であるライブラリーサイエンス専攻の未来を展望します。

レコードマネジメント・シンポジウム
~レコードマネジメントが組織と社会を変える~

日時

平成23年12月3日(土) 14:00~17:30

場所

アクア博多 (福岡市博多区中洲5丁目3-8)
TEL 092-263-4770 (代表)

プログラム

基調講演

山下貞麿氏(日本レコードマネジメント株式会社代表取締役会長)
「記録情報管理の重要性と専門人材の必要性」

高山正也氏(国立公文書館館長)
「公文書管理における専門人材の必要性」

パネルディスカッション

<パネリスト>
川田順一氏(JXホールディング株式会社取締役常務)
真辺純裕氏(新日鉄製鐵株式会社業務プロセス改革推進部部長)
小原康弘氏(福岡県行政経営企画課企画監)
三輪宗弘氏(九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻教授)
<モデレーター>
吉国三千子氏(日本記録情報管理振興協会)

主催:国立大学法人九州大学 
後援:独立行政法人国立公文書館、一般社団法人日本記録情報管理振興協会、福岡県
協力:日本レコードマネジメント株式会社、麻生レコードマネジメント株式会社

シンポジウムへの申し込み方法

次の事項をご記入の上、Eメール、Faxにてお申し込みください。
①氏名、②所属・役職、③電話番号、④Eメールアドレス
お問い合わせ先 九州大学工学部等教務課統合新領域係(担当:長濱)
E-mail:lss-sympo@ifs.kyushu-u.ac.jp
件名は「レコードマネジメント・シンポジウム参加申し込み」としてください。

Tel.: 092-642-7355; Fax: 092-642-3822
http://www.ifs.kyushu-u.ac.jp/lss(学府公式サイト)
※参加費は無料です。
※定員96名(定員になり次第、申込みを終了致します。最終締切11/30)