開講科目

科目名概要主担当・講師(担当教員は変わる可能性があります)
必修研究データ管理基礎
(15時間・1単位)
研究データ管理支援の適切な遂行には、データ管理に関する社会的ニーズ、研究データ管理に関する研究機関の役割等についての理解が必須である。本講義では、研究データ管理の背景を把握し、大学等の研究機関における研究データ管理の意義や支援の必要性を理解する。そのために、オープンサイエンスの潮流、研究データに関する政策動向、研究データポリシー、研究データ管理における大学図書館等の研究支援組織や研究データ管理支援者の役割等についての知識を得る。石田栄美(ライブラリーサイエンス専攻(LSS) 教授) 竹内比呂也(千葉大学副学長 教授) 冨浦洋一(LSS 教授)
必修研究活動の変化と情報管理の理論
(15時間・1単位)
研究データ管理支援者は、研究者の研究ライフサイクルに合わせた支援を行う必要がある。そのため、本講義では、まず、研究活動や学術情報流通の変化、データライフサイクル等についての基礎知識を得る。また、図書館情報学・アーカイブズ学・記録管理学における情報管理の理論についても学ぶ。研究に用いられる資料や情報を、適切に管理・提供していくために、必要となる情報管理の原理や原則、その方法論について基本的な知識を得る。石田栄美(LSS 教授) 藤岡健太郎(LSS 教授) 松林麻実子(筑波大学 講師)
必修LSS特別講義1:研究データ管理支援1
(15時間・1単位)
研究のライフサイクルに沿って、どのような研究データ管理支援が必要なのか、支援サービスの概要について学ぶ。本講義では、海外を中心とした先駆的な研究データ管理支援サービスの実例、支援体制の構築や支援サービスの設計方法、データマネジメント教育の必要性、そして、研究前にあたるデータ管理計画(DMP)の作成に関する支援、研究遂行中のデータの組織化等の知識を修得する。石田栄美(LSS 教授) 清水敏之(LSS 准教授) 冨浦洋一(LSS 教授)
必修LSS特別講義2:研究データ管理支援2
(15時間・1単位)
研究ライフサイクルに沿って、研究前・研究中・研究後の各段階で、どのような研究データ管理支援が必要かについて学ぶ。本講義では、特に、研究後にあたるデータの公開・保存に向けた基盤整備、公開に向けたデータの準備、リポジトリへの登録方法に関して必要な準備・支援を修得する。また、研究データ管理支援にあたって、支援人材に求められるマインドセットについても議論する。清水敏之(LSS 准教授) 石田栄美(LSS 教授)
必修研究データ管理支援実習
(15時間・1単位)
本講義では、機関ごとの実情や性質に応じた研究データ管理支援サービスを、支援人材が運用する際に必要となる知識を各種実習および議論を通じて習得する。具体的には、研究データ管理支援サービスの実務経験者による実践例の共有と、これに関連した演習を実施する。さらに、履修生と実務経験者との議論、履修生同士の議論を通じて、研究データ管理支援サービスの運用に関する実践的な知識と技能の修得を目指す。石田栄美(LSS 教授) 國本千裕(千葉大学 准教授)

時間割

「研究データ管理基礎」
開講日時:
2023年10月14日(土) 11:00-12:30、13:20-14:50、15:00-16:30、16:30-18:10
2023年10月15日(日) 9:00-10:30、10:40-12:10、13:00-14:30、14:40-16:10
開講形式:対面(九州大学伊都キャンパス)

「研究活動の変化と情報管理の理論」
開講日時:
2023年11月11日(土) 9:00-10:30、10:40-12:10、13:00-14:30、14:40-16:10
2023年11月25日(土) 9:00-10:30、10:40-12:10、13:00-14:30、14:40-16:10
開講形式:オンラインライブ授業

「研究データ管理支援1」
「研究データ管理支援2」
「研究データ管理支援実習」
開講日時:
2024年4月20日、5月11日、5月25日、6月8日、6月22日、7月13日
開講形式:オンラインライブ授業
*いずれも、9:00-10:30、10:40-12:10、13:00-14:30、14:40-16:10で開講
*ただし、状況に応じて日程を変更する場合がありますが、受講生に不都合が生じないように相談の上で変更します。
*講義内容の順番が入れ替わることがあります。