ライブラリーサイエンス専攻と附属図書館共催による連続講演会の第7回講演会を、以下の要領で開催いたします。
今回は、岐阜女子大学の喜多恵先生をお迎えして、デジタル・アーカイブとMLA連携(Museum/Library/Archives)についてご講演いただきます。
デジタル・アーカイブは、さまざまな文化資源をデジタル化して保存するもので、インターネットによる資料の公開や利用など、まったく新しい次元を開くものです。資料のデジタル化はまた、従来は異なる性格の資料を保存・公開すると考えられていた博物館、図書館、文書館の間のボーダレス化をも促進しています。
喜多先生は、昨年末に福岡国際会議場で開催され、ライブラリーサイエンス専攻も参加した大学ICT推進協議会の年次大会でも、「デジタル・アーキビスト資格の現状」と題する企画セッションを主宰されるなどのご活躍を続けておられますが、今回は特に、MLA連携と人材養成をテーマにお話しいただきます。
情報化が急速に進むなかでの新しい図書館、資料管理のあり方を考える上でも、大変示唆的なご講演が期待されます。是非、ご参加ください。
日時:2012年2月15日(水)15時から16時30分
会場:九州大学中央図書館 新館4階 視聴覚ホール
講演:喜多 恵(岐阜女子大学研究員)
「デジタル・アーカイブとMLAの連携確立の枠組み ―開発研究と人材養成―」
<参加申し込み>
2月14日(火)までに、下記からお申し込みください。
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/event/eventList.php