ライブラリーサイエンス専攻と附属図書館共催による連続講演会の第10回講演会を、以下の要領で開催いたします。

 今回は、九州大学記録資料館長を兼務されている、三輪宗弘教授(ライブラリーサイエンス専攻教授)のご講演です。

 記録資料館は、産業経済資料部門と九州文化史資料部門からなりますが、三輪教授が直接関与されている前者は、旧産業労働研究所および旧石炭資料研究センターの資料を引き継いで、2005年に設立されたものです。炭坑の閉山が相次ぎ、資料散逸の危機に瀕していた石炭企業や労働組合資料の収集センターとして、全国的にも独自な貢献を続けています。

 今回は、三輪教授のライフワークである現代日米関係史について、とりわけ日米の文書館における資料蒐集にも触れながら、ご講演いただきます。文書館資料とは何か、さらにはアメリカの文書館事情などについても、認識を新たにする機会となろうかと思います。是非、ご参加下さい。

 日時:2012年6月27日(水)15時30分から17時
 会場:九州大学中央図書館 新館4階 視聴覚ホール
 講演:三輪宗弘(ライブラリーサイエンス専攻/記録資料館教授)
「太平洋戦争開戦経緯の研究を振り返って ―思索し、資料を探し求めて―」

 <参加申し込み>
6月26日(火)までに、下記からお申し込みください。
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/event/eventList.php