ライブラリーサイエンス専攻と附属図書館共催による連続講演会の第12回講演会を、以下の要領で開催いたします。

 今回は、ライブラリーサイエンス専攻専任教員の酒匂一郎教授のご講演です。

 酒匂先生は、法哲学の専門家で、ライブラリーサイエンス専攻では、とりわけ情報社会における法制、秩序問題に関する授業、研究指導をご担当です。今回の講演では、法における情報一般の取り扱いから、電子図書館/電子書籍と著作権や独占禁止法、文書管理と個人情報保護法などの各論まで、幅広くお話しいただきます。

 ライブラリーサイエンス専攻では、単にコンテンツの保存や情報技術の研究、教育のみならず、あらたな情報社会のあり方を見つめなおすことを、専攻設置の理念に掲げてきました。情報と人間社会との関係が流動化する現在、法制の観点からなにが問題となっているのかについて、認識をあらたにする貴重な機会となろうかと思います。是非ご参加ください。

 日時:2012年9月24日(月)15時30分から17時
 会場:九州大学中央図書館 新館4階 視聴覚ホール
 講演:酒匂一郎(法学研究院/ライブラリーサイエンス専攻教授)
「情報の法的取扱いとライブラリーサイエンス」

 <参加申し込み>
9月21日(金)までに、お申し込みください。