ライブラリーサイエンス専攻と附属図書館共催による連続講演会の第14回講演会を、以下の要領で開催いたします。
今回は、ライブラリーサイエンス専攻専任教員の吉田素文教授のご講演です。
吉田先生は、附属図書館副館長の重責を務められるとともに、2012年4月に附属図書館内に新たに設けられた教材開発センターの協力教員をお務めです。
ライブラリーサイエンス専攻は、単なる情報の保管場所とは異なる、情報の管理と利用の場としての「ライブラリー」を研究し、そこで新たな役割を演じる情報専門職の養成を掲げていますが、そこでなにより重要なのは、情報へのアクセスとその利活用、すなわち広い意味での教育です。吉田先生は、カリキュラムの中で基礎科目として位置づけられる「学習科学」を担当されるなど、本専攻設置の新しい理念を象徴する立場におられます。
今回のご講演では、大学をはじめとする高等教育における電子教材開発において、焦眉の課題となっている著作権問題についてご講演いただきます。教育資源の共有というアップトゥデイトな課題について、あらためてご一緒に考える機会となることを期待しております。
多くの皆さまのご出席をお願いいたします。
日時:2013年1月23日(水)15時30分から17時
会場:九州大学中央図書館 新館4階 視聴覚ホール
講演:吉田素文(医学研究院/ライブラリーサイエンス専攻教授)
「高等教育の電子教材における他人の著作物の利用と問題点」
<参加申し込み>
1月21日(月)までに、下記からお申し込みください。