ライブラリーサイエンス専攻と附属図書館共催による連続講演会の第15回講演会を、以下の要領で開催いたします。

今回は、ライブラリーサイエンス専攻で非常勤講師をお務めいただいている湯淺墾道先生のご講演です。

湯浅先生は、情報セキュリティ問題を、法学を中心とする社会科学の観点から研究なさっておられます。情報ネットワークはもちろん、電子書籍や図書館等の問題にも大変造詣が深く、本専攻においては「情報法制論」という科目をご担当いただいています。

公共図書館をめぐる状況は、指定管理者制度の導入を初めてとして、近年急激に変容していますが、なかでも佐賀県武雄市図書館問題は大きな注目を集めました。市民社会の公共性を、情報へのアクセスとの関係から再考することが求められている今日、公共図書館の現在を、あらためてご一緒に考える機会となることを期待しております。

多くの皆さまのご出席をお願いいたします。

 日時:2013年2月20日(水)15時30分から17時

 会場:九州大学中央図書館 新館4階 視聴覚ホール

 講演:湯淺墾道(情報セキュリティ大学院大学教授)

「武雄市図書館問題から考える図書館の現在 ―指定管理者、個人情報・プライバシー保護をめぐって―」

<参加申し込み>

2月18日(月)までに、下記からお申し込みください。

https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/event/eventList.php